記事のアーカイブ

2018年02月23日 17:04

酵素

非加熱の生はちみつには、アミラーゼ、ジアスターゼ、グルコースオキシターゼ、ホスファターゼなどの酵素が含まれています。 これらの酵素は食べ物の消化を助けてくれますし、胃腸の調子も整えてくれるとされています。     また、蜂蜜に含まれる糖類は、ミツバチの酵素によって、最初からブドウ糖と果糖に分離しています。そのため、砂糖(ショ糖)や炭水化物のように、糖質の分解のために体に負担をかけないといわれています。   ところではちみつに含まれる「酵素」とは何でしょうか?   そもそも酵素とは体内で「消化」と「代謝」という二つの重要の役割を果たしていますが、一生のう

続きを読む

—————

2018年02月07日 23:13

ヘザーハニー

 「ヘザーハニー」という蜂蜜は、「ヘザー」という花から採れた蜂蜜です。 このヘザーは「ヒース」とも呼ばれているツツジ科カルーナ属の常緑低木で、イギリスやスコットランドで群生しており、学名は Calluna vulgaris、英名は...

続きを読む

—————

2018年01月29日 16:38

はちみつブルーベリー

ブルーベリーに純粋はちみつをかけるだけで、美味しいハチミツブルーベリーができあがります。 はちみつの甘みとブルーベリーの酸味が非常に良くマッチするうえ、栄養価も高いため、ヘルシーなおやつとして最適です。 ちなみにブルーベリーは冷凍したものがスーパーや一部のコンビニエンスストアなどで売られていますので、意外と手に入りやすいです。 さらに ヨーグルト にブルーベリーを混ぜ、そのうえにハチミツを垂らして作る「はちみつブルーベリー in ヨーグルト」も美味しいです。  

続きを読む

—————

2015年04月03日 17:43

アクティブジャラハニー

 「ジャラハニー」はユーカリの一種で、オーストラリア南西部だけに自生するジャラという特殊な木の花から採れるハチミツのことです。  ジャラの花の開花時期はたったの2年に1回です。それも冬であるため、ジャラの花を蜜源とし、他の蜜源から影響を受けないジャラハニーは大変貴重なものなのだとされています。  他のハチミツとジャラハニーの違いは、何といっても強い殺菌作用にあります。 アクティブ・ジャラハニー    ジャラハニーの天然の抗菌力は「トータル・アクティビティー(TA)」という単位で表されますが、そのトータル・アクティビティーとは、消毒液として使用されるフェノール液と比較して、どのく

続きを読む

—————

2015年03月25日 19:27

本物の「純粋・天然」はちみつの正しい選び方、見分け方

 スーパーに買い物に行くと、多くのはちみつが並んでいますが、そのほとんどは、はちみつの品質管理に厳しい西洋から見たらとても「蜂蜜」とは呼べない代物ばかりだといいます。この記事ではその理由と、正しいハチミツの選び方について書いてみたいと思います。   ハチミツの正しい選び方……加工・精製されていない非加熱のはちみつを、顔の見える養蜂家や信頼のできるお店から購入する。    川島茂氏の『ハチミツの「危ない話」』を読むと分かってくることですが、パッカー業者が中国から大量に安価なはちみつを輸入して、加工・精製したものが少なくないそうです。  また、「全国はちみつ公正取引協議会」が商

続きを読む

—————

2015年03月14日 12:50

トチはちみつ

 とちはちみつは東北を代表するはちみつとして知られています。東日本の山間部、特に山形や青森など東北地方で自生している栃(とち)の木の、とんがり帽子のような形をした花から採れる蜜です。  まろやかな甘みとほんのりとした酸味、上品な香りが特徴です。レンゲはちみつと比べて結晶化しにくいです。

続きを読む

—————

2015年03月12日 15:07

はちみつとローヤルゼリー、その共通点と違い

 はちみつとローヤルゼリーの共通点と違いは以下の通りです。 共通点 ビタミン、ミネラルが多く含まれている。 アミノ酸が豊富(ただし、ローヤルゼリーの方が種類が多い)。 はちみつ 蜜蜂が花の蜜を胃で消化し、ブドウ糖と果糖に分解したあと、口から巣房に戻されて熟成すると出来上がる。 成分の80%近くが糖質のため、味は甘い。 ブドウ糖と果糖が分離しているためすぐにエネルギー源になる。 ビフィズス菌を増やすグルコン酸が含まれている。 殺菌作用が強い。 ローヤルゼリー 生殖力旺盛な女王蜂が食べ続けるエネルギー源。 働き蜂が巣に貯めた花粉を食べて、腸で吸収し体内で合成された物

続きを読む

—————

2015年03月12日 03:24

果物のはちみつ漬け

 果物をはちみつにしばらく漬けておくだけで、免疫力効果や疲労回復効果が抜群のひと品が出来上がります。ここでは、はちみつと相性が良く風邪を引いた時などや予防に効果的な果物をピックアップしてみます。 レモン 「はちみつレモン」という飲料があるように、はちみつとの相性は抜群です。レモンの栄養成分はビタミンCの含有量がてダントツに高いうえ、クエン酸も豊富です。ビタミンCは免疫細胞の活性や維持に関係しているため、風邪やウイルスに対する抵抗力を高めてくれますし、抗ストレス作用もあります。 クエン酸は疲労の原因の一つである乳酸を分解する作用や、エネルギー代謝の乱れを防ぐため、疲労回復に効果が

続きを読む

—————

2015年03月11日 16:42

はちみつでアトピー改善?

 肌にうすくはちみつを塗るだけでアトピーの症状が改善したという話をよく耳にします。確かにはちみつは肌の水分を逃がさず、空気中からも水分を肌へ集めることという吸湿性があり、肌に潤いを与え保湿してくれますから、はちみつで肌の状態が改善することには納得できます。  それ以外にもはちみつに含まれているビタミンB群が、肌の健康を保つのに一役かっているのではないかと思います。ビタミンB群にはエネルギー代謝を良くしたり、肌荒れを整えたりする作用があるとも言われているので、皮膚の状態を守ってくれることが、アトピーの症状改善につながってくるのかもしれません。  特にビタミンB6は、たんばく質の代謝を促進する

続きを読む

—————

2015年03月11日 15:26

はちみつとアーユルヴェーダ

 「生命の科学」を意味し、紀元前から伝わるインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」の観点では、はちみつは免疫力を高める生命力(オージャス)にあふれた食品だとされています。  例えば青山圭秀氏は『大いなる生命学』のなかで「甘味のものは一般に冷性を持ちますが、ハチミツはその例外です。そこで、ほとんどカファを増やすことのない(つまり太る心配のいらない)甘味料として、ハチミツは非常に重宝されることとなります」と述べています(ちなみに「カファ」とはアーユルヴェーダでいう液体や水の性質のことです)。  また医学博士の蓮村誠氏は、『からだの毒をきれいに出す食べ物百科』で、はちみつは体内の毒素(アーマ)を排出する

続きを読む

—————