2015年04月03日 17:43

アクティブジャラハニー

 「ジャラハニー」はユーカリの一種で、オーストラリア南西部だけに自生するジャラという特殊な木の花から採れるハチミツのことです。

 ジャラの花の開花時期はたったの2年に1回です。それも冬であるため、ジャラの花を蜜源とし、他の蜜源から影響を受けないジャラハニーは大変貴重なものなのだとされています。

 他のハチミツとジャラハニーの違いは、何といっても強い殺菌作用にあります。

アクティブジャラハニー

アクティブ・ジャラハニー

 

 ジャラハニーの天然の抗菌力は「トータル・アクティビティー(TA)」という単位で表されますが、そのトータル・アクティビティーとは、消毒液として使用されるフェノール液と比較して、どのくらい抗菌力があるかをパーセンテージで表示した数値のことです。

 オーストラリアのオーガニック基準ではジャラハニーは非加熱であることが原則です。完全無農薬の「アクティブ・ジャラハニー」という名称でよく販売されていますが、ラベルに表示されているトータル・アクティビティーが「TA10+」、「TA20+」、「TA30+」と高くなるにつれて、殺菌・抗菌作用の力も上がっていきます。

 その強い殺菌作用は、切り傷などの患部に直接塗ることで治りを早めると言われています。

ジャラハニー

 また、お湯に溶かして飲めば、喉の痛みやせきをやわらげる効果や、口内炎などの炎症も抑える消炎作用もあるそうです。また、ピロリ菌、ガンジタ菌、黄色状ブドウ球菌などの抑制にも効果を発揮すると言われています。

 さらに、ブドウ糖と果糖以外にもオリゴ糖やグルコン酸、酪酸菌などが含まれているため、善玉菌を増やして腸内の環境を整え、便秘や下痢を予防する効果もあるとされています。

 このアクティブジャラハニーの味は黒糖やメープルシロップ、ナッツのようなコクのある深い味わいで、それほどクセがなく、食べやすいマイルドな甘みが特徴です。

 

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