2015年03月11日 14:19

はちみつと花粉症対策

 はちみつ花粉症対策として効果があるかどうかは人それぞれだというのが正直なところです。はちみつには粘膜を荒らしている細菌に対して殺菌作用があるので、小さじではちみつを舐めたり、殺菌作用が強いマヌカハニーを鼻の粘膜に綿棒で直接塗るといった方法が、症状の緩和に効果があったという人はいますが、誰に対しても有効だとは言い切れないようです。

 「季節性アレルギー性鼻炎」である花粉症の症状に対して、ポリフェノールや乳酸菌が豊富な食べ物で対策を講じようとしても、症状がすでに出始めてしまうとなかなか緩和されません。特にヨーグルトは免疫力を改善するため花粉症に効果があるとされていますが、鼻水や涙でつらい時にヨーグルトを食べ始めても、即効性にはあまり期待出来ないようです。

 やはり花粉症をはじめとしたアレルギー症状の対策として大切なのは、アレルギー症状は腸の免疫システムの異常が原因だとされているため、常日頃から腸内の善玉菌を増やし、腸内の環境を良くする習慣を自分で作ることで免疫力を高めることだと思われます。そこでヨーグルトとはちみつの組み合わせが活躍してくれます。

 花粉症対策のヨーグルトとしておすすめなのが、近くのスーパーなどで200円以内で買うことが出来る、森永乳業から販売されている「ビヒダスBB536プレーン」というヨーグルトです。なぜならビヒタスヨーグルトには「BB536」というビフィズス菌が入っているからです。

 森永乳業のビフィズス菌研究所によると、このBB536には抗アレルギー作用があるため花粉症の症状も緩和する効果もあることが実験で分かったそうです。

 ビフィズス菌と乳酸菌はよく混同されていますが、全く違う種類のものです。ビフィズス菌が腸内細胞の約10%を占めているのに対して、乳酸菌は1%程度だとされており、乳酸菌の役目はビフィズス菌をサポートすることです。

 はちみつにはグルコン酸が入っているため、ヨーグルトのビフィズス菌を増やしてくれます。ヨーグルトに砂糖代わりにはちみつを混ぜた「はちみつヨーグルト」など、免疫力が高まる食べ物を毎日食べる習慣をつけることで、花粉症の症状が緩和するようあらかじめ予防することが大切なのだと思われます。

 また、腸内環境を改善して免疫力を高め、アレルギー症状を改善していくのには、「腸内免疫改善生活」というサイトが役に立ちます。

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