2015年03月10日 21:42

しょうがのはちみつ漬け

 「しょうがのはちみつ漬け」は簡単に作れて免疫効果も高いです。作り方は簡単で、よく洗って薄くスライスした生姜を水に漬けてアク抜きをしたら、容器に入れたハチミツに漬けて、数日間寝かせるだけで完成です。お好みで柚子やレモンなど柑橘類を一緒に漬けても良さそうです。生姜も風邪を引いた時などには、はちみつと同様に重宝されている免疫効果が高い食材です。

 その理由は生姜に含まれているジンゲロールという辛み成分によります。ジンゲロールには体内に侵入したウィルスや細菌と戦ってくれる免疫細胞である白血球の数を増やしてくれる効能があるとされています。

 ただし、ジンゲロールは熱に弱く、火を通してしまうと量が減ってしまうため、生姜は生で食べた方が良いと昔から言われています。また、ジンゲロールはとても酸化しやすいので、スライスにしたりすりおろしたりしたら、そのまま放置せずすぐに食べた方が得策です。また、生姜を加熱するとジンゲロールは血管を拡張し血行を良くしてくれるショウガオールに変わります。冷えた身体にはこちらの方が有効です。

 ちなみに「生姜のはちみつ漬け」は、はちみつがジンゲロールの酸化を防いでくれるので、その免疫力効果は抜群です。

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